小さな家の、小さな暮らし

働くわたしの日々の備忘録

妥協できる土地

多摩方面も視野に入れつつ、建売・中古・土地で、総額7000万円を目処に探していました。

 

自分達でも、スウモなんかポチポチ見ながら探してましたが、図面だけだと、土地の悪しきところをさがしてしまうんですよね。広さ・価格で手が伸びるところには、それなりの理由があると思って。

 

そこで、それぞれの土地が「売れないわけ」を把握しつつ、現地を見てみようということになりました。ペーパーでは憶測しかできない。実際にみてみて判断しようと。

 

頼りにしている不動産屋さんが、実際土地見に行っていいと思った土地を絞ってくれたので、ノーともいえず、行ってみることにしました。

 

まず行ったのは、間口の狭い家。

 

間口は狭いですが、旗竿の路地を行けば、40坪の敷地が広がります。南面の土地は下がっており、定期貸しの駐車場だったため、日当たりもよい。

 

旗竿地も考えようによっては、子供がすぐに道路に飛び出さなくてよいなど、メリットもありますね。

 

車がいらないのであればとても魅力的だったのですが、我が家にとっては駐車場は外せない条件だったため、候補外となりました。

 

つぎに、容積率がゆるい、3階建も建てられる狭小地。

 

こちらは、建築費がかかるのと、高齢になると3階にあがるのが大変ってことで、ペンディング

 

そして、高圧電線下の土地。

 

土地が更地の状況で案内されたので、はじめてみたときははるか上空の電線に威圧感を感じました。ネットでなんか影響があるのか調べたりもしました。

 

でも、オール電化の住まいに住むよりか体への影響はなさそうだし、電線の見た目は家が建ってしまえばたいして気にならなそうだし(建ったいま、実際気にならない)、なにより、電力会社から路線下保証料がもらえる。

 

電線抜きで言えば、30坪で角地、接道4mと5m。近隣に公園があり、公立の小中学校は徒歩5分圏内。

 

駅は徒歩16分と遠いですが、もともと駅近の喧騒が好きではない我が家にとっては、このくらいは生活圏内。近くにスーパーとコンビニがあったので、生活には困らなそうです。なにより、今通っている保育園が通える距離なので、転園に頭を悩ませなくてすむ。ここ、大事です。

 

しかも、4分割して売られている土地なので、住み始めが同じ世帯がほかに3世帯ある!古くからの家の中に放り込まれると、村八分にされそうなイメージでしたが、新しい世帯が他にもいれば、なんだか心強いです。

 

これだけツラツラ書けばお気づきかと思いますが、この土地を購入することに決めました。

 

決めたけど、予算が少し足りないので、不動産屋さんに値下げ交渉をしてもらい、売値より110万円下げていただき購入。

 

土地の契約が8月末だったので、住み替えを決めてから3ヶ月ほどで土地を買うことなりました。

 

不動産屋さんからの提案 その③注文住宅

建売で6000万円〜7000万する地域なので、駅前の土地は億単位。

 

少し離れても、街どおしが近く、すぐ次の駅エリアになってしまい、そこまで値段は下がらない。

 

土地だけで予算オーバーです。 

都内は土地が高いです。

 

いずれにせよ、少しエリアを外すことも視野に入ってきていました。

 

不動産屋さんからの提案 その②中古戸建

中古だと、新築と同じ価格でも、少し広く、少し駅に近い家が買える。

 

ただ、設備の老朽化があるので、住む前か、住んでからすぐかにリフォームが必要。

 

やるなら住む前だけど、いまの家を売るタイミング、気に入った中古がでてくるタイミングを考えると、一時的なのかいつになるのかわからないけど、仮住まい期間が必ずでてくる。

 

そうすると、借り家の初期費用に引っ越し費用に、何ヶ月の家賃ってなると、なんか割高。

不動産屋さんからの提案 その①新築物件

その1・新築物件

 

希望エリアで希望の条件の新築は、広さが70〜75m2が相場。中には70m2をきる物件もチラホラ。

 

それでいて、値段は6000万円は最低かかる。

 

駐車場という希望はクリア。

収納はちょっと足りない。

 

大きな家を潰して、2〜3軒の建売がたつことが多いので、隣との距離が気になる。気になるけど、ここにこの窓?目線気になるじゃーん。みたいに、気になる仕様がところどころある。

 

不動産屋さん曰く、建売業者は、ある敷地にどれだけめいいっぱい効率的な家を建てられるか、という目線で建てる。住んだ人の目線でみると、うーんというところがあるのは既定路線。

 

そこを踏まえての低価格(十分高いですけどね💦)

住んでから住みやすく手を入れられる程度のことなら、許容範囲。

新居への希望

売る前にまず、次の家を買えるのかを検討しなければなりません。

 

新居への希望を踏まえつつ、我々の予算を超えない物件があるのか。

 

新居への希望はいくつかありました。

 

まずは、生活圏を変えないこと。保育園激戦区で転園が難しいからということもありますが、街自体を気に入っており、私と主人の通勤の便もよいので、離れたくない気持ちがありました。

 

つぎに、駐車場がついていること。いまは徒歩5分くらいのところに駐車場を借りていますが、子供二人と荷物を持っての移動がまぁ大変💦行きはまだしも、帰りは子供が寝ていることも多く、抱っこで連れて帰ってから、荷物を取りに何往復かするときもあります。しんどいです。

 

そして、部屋数や部屋の広さは同程度でよいので、収納力のある家がいい。

 

この条件が我々の資力で叶えられるのなら住み替えをする、叶えられないのならいまの家で十分。

 

その旨を先の不動産屋さんに伝え、新居の提案をしてもらうことにしました。

査定結果

不動産屋さんの仕事が早く、家の資料を渡してから2日ほどで、立派な査定資料が家に届きました。

 

査定額

「4380〜4580万円」

 

購入価格は4500万円でしたから、そう悪くはない値段です。小学校までに、考えてた住み替え。年少なので、あと2年半。思えば、家なんて、決まるまで時間のかかる話です。いまから考えても早くはない。

 

2年後になると大幅に値が下がるリスク(下がらないかもしれませんが)、東京オリンピック特需で地価や金利が可能性を考えると、逆にいまがタイミングなのではないかと思うようになりました。

 

不動産は景気の影響を受けやすいので、先々のことは予測でしかなく、正解・不正解はないと思います。いまだ!と思った時が、売却や購入のタイミングなんだと思います。

この家、いくらで売れる?

不動産屋さん「家探してるんですか?」

 

私「いやぁ、今日は付き添いで…。うちはまだまだ、いずれは住み替えようかと思っているんですけどね…」

 

不動産屋さん「いまはどちらにお住みなんですか?」

 

私「すぐ近所なんですけど…。テラスハウスなんですよ〜。子供二人だと狭いんで、上の子が小学校にあがるくらいに戸建てに住みたいなぁって思ってるんですけどねぇ〜」

 

なんて世間話からはじまり。

 

築浅と言われる3年までと5年過ぎてからと売値が変わってくるなんて話や、マンション扱いだと管理費もいずれ高くなる、なんて話を聞き。

 

いつか住み替えを考えているなら、いまの値段を知っておいたほうがいいんじゃないのかという気になり、なんでか家を査定に出してみることにしました。