小さな家の、小さな暮らし

働くわたしの日々の備忘録

NICU

産まれてすぐにNICUに入院となった第二子でしたが、検査の結果なにもなく、2週間ほどで退院することとなりました。

その2週間が人生観を変えるほどの経験でした。

NICUでは健康優良児である我が子は異質な存在で、周りを見渡せば大病と闘う小さな命ばかり。

どの子のお母さんも毎日面会時間開始から終わりまで子供に付き添い、あたたかな何かで子供をつつんでいるかのようでした。

私には当時2歳児の長男がいましたが、そんなあたたかな気持ちで子供をみていたのは、遥か昔のまだ乳児だったころ…。イヤイヤ期真っ最中の息子に、刺々しい気持ちで接することもしばしばありました。NICUで改めて、当たり前に来るあしたはない、命の尊さと母性の優しさ・強さに触れました。

家族が大事だな。

温かい家庭を作りたいな。

改めて、考えた2週間でした。