小さな家の、小さな暮らし

働くわたしの日々の備忘録

夫の転職活動

当時主人は、自動車業界にいました。単身赴任をしたのは、入社して9年目。平成27年9月のことでした。

 

自動車業界といえば、愛知県や広島県にある大手さんなしでは回りませんから、

主人の会社でもそこそこ東京で経験を積むと、必ず、地方に飛ばされるんですね。

 

結婚する際にそのことは知っていましたし、その際は単身赴任で、と話していました。なので、異動の話がきた時は仕方がないと思いました。

 

ただ、結婚当初とはかわっていた点がありました。

それは本社機能が大阪に集約され、東京本社ではなくなり、東京営業所になっていたこと。

 

東京が本社のままであれば、地方に行っても数年で東京に戻るという選択肢があったのですが、営業所では、中堅が戻る席がない。

 

幹部になれば東京に戻るだろうけど、その間に子供は成人し、私もひとりでやり抜く生活に慣れ、果たして家族とはそれでよいのだろうか。

 

もちろん、それでよいと結論を出す方々もいるでしょうし、正解や間違いがあることではないのですが、我が家はいかんせん子供が小さすぎた。主人も子供と離れていることがつらかったようです。

2人目の妊娠を機に、今後の不安などを切り出したところ、積極的に転職活動を進めてもらえました。

 

転職活動にあたり、必ず愛知や広島へ道がつながる自動車業界はやめ、他業界を検討。

営業スキルはあるものの、他業界は知識がないために、引き合いがあるのだろうかと不安が強かったですが、幸い若さと経験でいまの会社に拾ってもらえました。

 

そして、平成29年3月末。主人は転職を期に我が家に戻り、4月末、無事に第二子を出産しました。